Silkscreen (シルクスクリーン)
金属や木製の枠に張られたシルク(テトロン、ナイロン)のスクリーンを型版として、裏側からインキを押し出して紙その他の物質に印刷する版画技法の一種。シルクスクリーンの印刷の版は、絵柄以外の部分にインキ通らないように、様々な方法でスクリーンの網(孔)の目止めを作業(製版)をすることが可能で、その方法により表現が異なります。
ここStudioではより精密な絵柄や文字のシャープな表現が可能な写真技法製版が可能です。
その中でも、直接法ースクリーンに直接、感光乳剤を塗り、ポジフィルム(モノクロ印刷されたトレーシンングペーパーや、透明フィルム)を密着させて露光し、焼き付け、その後水洗現像して版をつくるー方法で主に作品制作しています。
For art works
この工房で制作したシルクスクリーン作品です。
私と妹のユニットmocchi mocchiが、制作しました。
特殊なフィルムでテキスチャーを制作し、それを元に作った図柄をポジフィルムに印刷し写真製版の直接法で制作しています。
mocchi mocchi 作品はこのstudioの設備と道具、やり方で全て制作されたシルクスクリーン版画です。
ウェブサイトに作品が掲載されています。
(作品画像をクリックください)参考にご覧ください。
またシルクスクリーン版画では、インクに金粉などを混ぜたり、振りかける、特殊インクで光沢を出すといったことで作品の表情を作り上げることができます。
サイズもプリント機の可能最大サイズ1300X1000mmなので、大きい作品も制作可能です。
For fabric,wood,etc,,,
シルクスクリーンは、紙だけでなく、布、木材、プラスチックなどにも擦ることできます。画像は、布に擦ったハンカチーフ作品です。もちろん、これもstudioで制作可能です。
様々なモノに擦れるので、ご相談ください。用途によって、使うインク等が違います。事前にご相談ください。
その他、デジタル出力されたもの、手描きの作品等に、シルクスクリーン印刷を掛け合わせることも可能です。
Intaglio(銅版画)
版材に銅版を用いる版画の総称。
基本的には凹版画であり、彫ったり、腐食させたりした部分にインクをつめ、プレス機で擦り上げます。
Studioには、エッイングプレス(530X1010mm)、アクアチントボックス、プレートウォーマーの設備があります。
これらの設備を使いたい方はもちろん、プレス機だけ使いたいなどのご要望にも対応させていただきます。ご相談ください。
Papermaking (パルプアート・紙造形)
パルプ、和紙の原料である楮を用いる表現方法。
型に、紙の原料となる、パルプ、楮を流し込み、作品に仕上げます。
パルプ、楮を染色し、絵の具やあインクのように描画材として使用し、紙に描くだけでなく、紙で描く表現です。
パルプ作品に、版画を掛け合わせた表現も可能です。
現在、私はその方法で作品制作に取り組んでいます。
どんな表現が可能かは、下記ののウェブサイトにアクセスしてご覧ください。
Sachiko Mochizuki :https://www.sa-mochizuki.com